口腔環境の悪化は万病のもと
循環器病と歯周病の関係性
心臓病と脳卒中は循環器病と呼ばれ、それぞれ日本人の死因の2位と3位を占めています。
総数は死因1位のがんとほぼ並んでいます。
口腔内には、300種以上の細菌が集団を構成し、通常はそれぞれがバランスを取って
生息しています。しかし、さまざまな要因でバランスが崩れると、むし歯や歯周病に羅患し、
最近が血管に侵入して循環器病を引き起こすという研究が報告されています。
口は万病のもと。時節柄、新型コロナウイルス感染症のまん延による
歯科受診の控えで、口腔環境が悪化しているケースが見受けられます。
かかりつけ歯科医院での定期的な検診が重要です。